お盆の夜にお金を燃やす？意外と知らない沖縄の旧盆

はいさい！沖縄シークワーサー本舗の
佐久川（サクガワ）です！

毎年、お盆の時期になると全国各地で
盆踊りやお祭りなどが開催されますよね。

実家に帰省してお墓参りをしたり、家族・親戚・友人と
久しぶりの再会を楽しみにしている方も多いのでは？

沖縄にもお盆はありますが、一般的に知られる
お盆とは大きく異なる独特の風習があるんです。

今回は、そんな沖縄のお盆について
簡単にご紹介していきます。
※知っていたら相当なオキナワ通！
もしくは沖縄の人です(‘Д’)
>■沖縄のお盆はいつ？

旧暦での行事が多々ある沖縄は、
お盆も“旧盆”で行われるんです。

毎年旧暦7/13～7/15の3日間が
お盆の日となっています。
※2022年は8/10(水)～8/12(金)にあたります
（※年によっては９月になることも）

それでは沖縄の“旧盆”さっそく見ていきましょう。
１．ウンケー（旧暦7/13：お迎え）

お盆に入りの夕方ごろにご先祖さまが帰ってくると
言われていて、仏壇には料理を供え線香を焚き、
ちょうちんを灯して家の入口にみんなで集まって
ご先祖さまの霊をお迎えします。
【オジーオバー∞おかえりなさい(‘Д’)】

線香が燃えつき、手を合わせてから
供えた料理を下げて、それを家族でいただきます。

２．ナカビ・ナカヌヒー（旧暦7/14）

ウンケーで迎えた後は、１日３食を
ご先祖さまと共にいただきます。
お供え料理をつくり、家族と同じように
仏壇にお線香と一緒に供えます。

本来、料理の内容も決まっているのですが、
現在は料理内容にこだわらず食べたいものを
供える家も多いようですね。

ナカビはご先祖さまが家の中でくつろぐ１日で
仏壇がある家には親族がご先祖さまにお供えを
持ってあいさつに回ってくる日でもあるんです。

ちなみに私の家ではナカビに
中身汁(なかみじる)をたべます！
【ナカビだけに中身、汁、、(‘Д’)】

そして最終日ウークイです。
ご先祖さまをお送りする重要な日です！
ナカビと同じように、朝昼晩ご先祖さまに
料理をお供えし、あの世(天国)へとお送りします。

が！お送りする前に！
沖縄では「ウチカビ」と呼ばれる
あの世のお金を焚き上げるという
少し変わった風習があります。

ウチカビを焚くことで、ご先祖さまは
お供えものと一緒にあの世にお金を持って帰れるんです。

ちなみに、ウチカビ1枚あたり
あの世の価値で50万円という説もあります。
ということは、、、20枚を焚くと1,000万！！
沖縄のご先祖さまはみんな大金持ちってことですね♪

ウチカビを焚いたあとは、いよいよお送りです。
門の中央に、お供えものと線香を置き、
家族みんなでご先祖さまをお送りします。

私のオジーとオバーはシークワーサージュースを
元気の源に毎日飲むほど大好きでした(‘Д’)
なので「青切りシークワーサー100プレミアム」を
毎年お供えして持ち帰ってもらっています。
だからあの世でも元気に健康長寿で…あ、もう長寿は関係ないですね…
でも美味しいし元気になるからOK！

【また来年∞会おうねー (‘Д’)ｵｼﾞｰｵﾊﾞｰ】

■プラス知識：エイサーと旧盆

最後に沖縄の伝統芸能で知られる
夏の風物詩“エイサー”と旧盆との繋がりについて。

全国的に知られているのは「エイサーまつり」や
イベントなどで演じられる「創作エイサー」ように
魅せる演舞のイメージではないでしょうか。

実はもともと“旧盆”に先祖の魂を
「迎える・楽しませる・送りだす」目的で
演舞されていたんですよ！
盆踊りのような念仏踊りにあたり、
旧盆との関りがとても強いのです。

エイサーは昔ながらの風習を残しながら
魅せるエイサーへと変化してきたんですね。
【エイサー格好いいなぁ(‘Д’)】

以上、沖縄の旧盆についてご紹介して
きましたがいかがでしたか。
本記事で少しでも沖縄の文化・風習を
知ってもらえたらと思います。

これからもシークワーサーに関する情報や
沖縄独特の文化や風習を発信してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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