2026.09.14

沖縄の昔ばなし【蛇婿入り(へびむこいり)】

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はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗です。

沖縄には、昔から人々の暮らしの中で語り継がれてきた、
さまざまな昔話や言い伝えがあります。
今回はその中から、「蛇婿入りのおはなし」をご紹介します。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。

OKINAWA FOLKTALE
蛇婿入りへびむこいりのおはなし

蛇婿入りのおはなし

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むかし、ある家の娘のもとへ、毎晩ひとりの美男子が忍んできていました。

そのことを知った娘の母親は、
不思議に思って娘に尋ねました。

「おまえのところに忍び込んでくる男は、
本当の人間と思うか。」

娘は母親に、
「彼は美男子で、赤い手拭いを被ってきます」と話しました。

それを聞いた母親は、
その男は本当の人間ではないと言いました。

そして、今度男が訪ねてきたとき、
長い糸を通した針を男の着物の袖に刺すよう、
娘に言い聞かせました。

◆ ◆ ◆

その晩、美男子はいつものように娘のもとへやってきました。

娘は母親に言われた通り、
糸を通した針をそっと男の着物に刺しました。

翌朝。
娘と母親は、残された糸をたどっていきました。

糸は、二人が住んでいる屋敷の石垣へと続いていました。

そしてその先を見ると、
針は石垣に住み着いていた
アカマターの尾に刺さっていました。

アカマターとは
沖縄に生息するヘビの一種です。

毎晩娘のもとへやってきていた美男子の正体は、
アカマターだったのです。

◆ ◆ ◆

そのとき娘は妊娠していました。

娘と母親はどうすればよいのか分からず、
村の物知りに相談することにしました。

「三月三日に海へ行って、
潮水を三回蹴りなさい。」

三月三日になり、
二人は言われた通り海へ行きました。

娘が潮水を三回蹴ると、
突然、陣痛が起こりました。

そして娘は、
七匹のアカマターを産んだと伝えられています。

おはなしのその後

三月三日、浜へ降りる風習

このお話から、毎年三月三日になると、
女性たちは浜へ降りて潮水に足を浸し、
穢れを落とすようになったと伝えられています。

◇

沖縄で昔から語り継がれてきた物語。
お話を通して、沖縄の文化や暮らしを
少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。

沖縄シークヮーサー本舗
沖縄の昔ばなし

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