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2026.09.14
沖縄の昔ばなし【エイサーのおはなし】

はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗です。
沖縄には、昔から人々の暮らしの中で語り継がれてきた、
さまざまな昔話や言い伝えがあります。
今回はその中から、「エイサーのおはなし」をご紹介します。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。
むかし、たいそうお金持ちの人がいました。
その人は「金は宝」と言って、
誰にもお金を貸そうとはせず、
自分のためにばかりお金をため込んでいました。
やがてその人は亡くなりました。
ところが、あの世へ行ってからも、
心配しているのはお金のことばかり。
どれだけお金をためていても、
あの世へ持っていくことはできなかったからです。
父親のことを心配した子どもたちは、
有名なお坊さんのもとを訪ねました。
そして、
「お父さんが、あの世でもお金の心配をしているのです」と話し、
どうすればよいのか教えを乞いました。
「七月のお盆の十三日から十五日に、
村の青年を集めておもてなしをし、
太鼓を叩かせなさい。」
お坊さんはさらに、
太鼓の音で父親の心を慰め、
生前にお金をため込んでばかりいた罪を
はらすようにと教えました。
その時から、
エイサーが始まったと言われています。
お坊さんは、もう一つのことを教えました。
三日間祈りを捧げたあと、
紙にお金の形を打って「打ち紙」を作りました。
「あの世のお金をお供えします。
打ち紙一枚は、あの世の一万貫として
お使いになれます。」
そう言って、七月十五日に
打ち紙を火に炙ったと伝えられています。
今も残る「打ち紙」の風習
今でも沖縄では、旧暦の七月十五日に
打ち紙を燃やす風習が残っています。
沖縄で昔から語り継がれてきた物語。
お話を通して、沖縄の文化や暮らしを
少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。
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