2026.09.14

沖縄の昔ばなし【エイサーのおはなし】

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はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗です。

沖縄には、昔から人々の暮らしの中で語り継がれてきた、
さまざまな昔話や言い伝えがあります。
今回はその中から、「エイサーのおはなし」をご紹介します。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。

OKINAWA FOLKTALE
エイサーのおはなし

エイサーのおはなし

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むかし、たいそうお金持ちの人がいました。

その人は「金は宝」と言って、
誰にもお金を貸そうとはせず、
自分のためにばかりお金をため込んでいました。

やがてその人は亡くなりました。

ところが、あの世へ行ってからも、
心配しているのはお金のことばかり。

どれだけお金をためていても、
あの世へ持っていくことはできなかったからです。

◆ ◆ ◆

父親のことを心配した子どもたちは、
有名なお坊さんのもとを訪ねました。

そして、
「お父さんが、あの世でもお金の心配をしているのです」と話し、
どうすればよいのか教えを乞いました。

「七月のお盆の十三日から十五日に、
村の青年を集めておもてなしをし、
太鼓を叩かせなさい。」

お坊さんはさらに、
太鼓の音で父親の心を慰め、
生前にお金をため込んでばかりいた罪を
はらすようにと教えました。

その時から、
エイサーが始まったと言われています。

◆ ◆ ◆

お坊さんは、もう一つのことを教えました。

三日間祈りを捧げたあと、
紙にお金の形を打って「打ち紙」を作りました。

「あの世のお金をお供えします。
打ち紙一枚は、あの世の一万貫として
お使いになれます。」

そう言って、七月十五日に
打ち紙を火に炙ったと伝えられています。

おはなしのその後

今も残る「打ち紙」の風習

今でも沖縄では、旧暦の七月十五日に
打ち紙を燃やす風習が残っています。

◇

沖縄で昔から語り継がれてきた物語。
お話を通して、沖縄の文化や暮らしを
少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。

沖縄シークヮーサー本舗
沖縄の昔ばなし

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