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2026.09.14
沖縄の昔ばなし【海の神様と山の神様】

はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗です。
沖縄には、昔から人々の暮らしの中で語り継がれてきた、
さまざまな昔話や言い伝えがあります。
今回はその中から、「海の神様と山の神様」のおはなしをご紹介します。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。
むかし、海の神様と山の神様がいました。
あるとき山の神様は、
美しい白い砂浜を眺めていました。
「あの砂浜を、私の領地にしたい。」
そう思った山の神様は、
砂浜にハマハンダ(ハマヒルガオ)を植えました。
ハマハンダはすくすくと伸び、
夏になると波打ち際まで広がって、
きれいな花を咲かせました。
その花を見つけたのが、海の神様でした。
海の神様は、
きれいに咲いた花を髪飾りにしようと、
手を伸ばしました。
「髪飾りにしよう。」
すると山の神様が、
「この花は私の物だ」と言いました。
海の神様も負けてはいません。
海の神様は言いました。
「この白い砂浜は私の物。
私の領地にあるものを取って、何が悪い。」
すると山の神様は、
「この浜を譲るのだったら、花をやろう。」
それを聞いた海の神様は怒り、
大きな波を起こしました。
そして、大波の力で
ハマハンダを引き抜こうとしました。
ところが、ハマハンダは
なかなか引き抜けません。
やがて、また夏がやってきました。
ハマハンダは再び波打ち際まで伸び、
きれいな花を咲かせました。
海の神様は諦めず、
また大波を起こします。
その次の夏も、その次の夏も。
海の神様と山の神様の争いは、
いつまでも続いたのでした。
今も続く、二人の神様のけんか
海の神様と山の神様のけんかは、
今でもまだ決着がついていないといいます。
そのため沖縄では、毎年夏になると暴風が吹き荒れるのだと
語り伝えられています。
沖縄で昔から語り継がれてきた物語。
お話を通して、沖縄の文化や暮らしを
少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。
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