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育て方まで知ってから選びたい人へ。沖縄で有機栽培した『モリンガのチカラ ティーバッグ』

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日々の食事の中で、「できれば安心して選べるものがいいな」「栄養があるものがいいな」と感じる瞬間は、どなたにもあるかもしれません。
けれど、それを両立できる選択肢ってなかなか見つかりませんよね。

『モリンガのチカラ ティーバッグ』は、そんな気持ちに応えてくれるかもしれません。

はいさい。沖縄シークヮーサー本舗のしもじです。
この記事では、『モリンガのチカラ ティーバッグ』の、高い栄養価やオーガニック栽培の取り組みなどを順に見ていきます。

モリンガのお茶はどんな飲みもの?知らない人にも分かる基本

モリンガは、アフリカやアジアなどのあたたかい地域で育つ、ワサビ科の木の葉です。

モリンガティーの原料になるモリンガの木

ワサビ科ですが、辛みはほとんどありません。
葉を乾燥させてお茶として飲む、取り入れやすい植物です。

モリンガティーの原料になるモリンガの葉っぱ

葉をていねいに乾燥させてつくるモリンガティーは、青葉のような香りがあり、自然の葉らしい風味が特徴です。

「すっきりして飲みやすい」と感じる人もいれば、「少し草っぽさや漢方のような印象がある」と話す方もいて、味の体感には幅があります。
それでも、お茶として日常に取り入れやすい軽さがあり、温かくしても冷たくしても飲みやすいという声が多く上がっています。

淹れたモリンガティーの写真

モリンガには、錠剤やパウダーなどさまざまな形がありますが、『モリンガのチカラ ティーバッグ』は、毎日の習慣にしやすい“お茶”という形でお届けしています。

モリンガのチカラ ティーバッグの商品写真(フラットレイ)

さらにモリンガの葉には、ポリフェノール・水溶性食物繊維・ギャバ(GABA)をはじめ、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など、幅広い栄養素が自然のまま含まれていることが知られています。

90種類以上の成分が報告される文献もあり、まとめて摂ろうとすると手間がかかる成分を、お茶として気軽に摂取できるのが魅力です。

モリンガのチカラティーバッグ CTA

モリンガに含まれる3つの主要成分

『モリンガのチカラ ティーバッグ』は、モリンガの葉をそのまま乾燥させたお茶です。
特別な抽出や濃縮を行わず、葉にもともと含まれている成分を、飲みものとして自然に取り入れられることが特長です。

とくにポリフェノール・水溶性食物繊維・ギャバ(GABA)の三つは、日々の食事だけでは、少し意識しないとなかなか摂りにくい成分です。

ここでは、それぞれの成分についてお伝えします。

ポリフェノール —— 植物が自分を守るために作る抵抗成分

ポリフェノールは、緑茶や赤ワインなどにも含まれている植物由来の成分です。

モリンガの葉に含まれるポリフェノール比較図
モリンガの葉に含まれるポリフェノール比較

『モリンガのチカラ』には、このポリフェノールが葉のまま自然なかたちで含まれており、日々のお茶時間の中で取り入れられます。

“何か特別なもの”というより、ふだんの生活にそっと足していくイメージで考えていただける成分です。

水溶性食物繊維 —— 食事のバランスが気になる日に

水溶性食物繊維は、野菜や海藻、豆類などに含まれる成分ですが、忙しい日が続くとどうしても不足しやすいものです。

モリンガの葉に含まれる水溶性食物繊維の比較図
モリンガの葉に含まれる水溶性食物繊維の比較

モリンガの葉には、水溶性食物繊維がもともと含まれており、“少しだけ足す”という感覚で取り入れる方が多い成分です。

お茶として飲める形は、料理に手をかけられない日でも取り入れやすく、生活に負担をかけません。

ギャバ(GABA) —— お茶の時間といっしょに取り入れられるアミノ酸

ギャバ(GABA)は、最近よく耳にするようになったアミノ酸の一種です。
緊張しやすい日や、気持ちの切り替えがむずかしいと感じる時期があると、この成分に目が向く方もいるかもしれません。

モリンガの葉に含まれるGABAの比較図
モリンガの葉に含まれるGABAの比較

『モリンガのチカラ ティーバッグ』はサプリメントではなく、お茶を飲む“時間そのもの”を大切にする飲みものでもあります。
そのお茶から、自然なかたちでギャバが摂れる点を気に入って続ける方もいらっしゃいます。

成分の情報は、素材を知るための“基本的な手がかり”です

こうした成分の情報は、「このお茶がどのような素材からできているのか」を知るための、基本的な手がかりのひとつです。
ご自身の暮らしに合うかどうか、検討してみてください。

次では、これらの成分を余計なものを足さず、できるだけそのままのかたちで届けるための栽培と加工についてご紹介します。

モリンガのチカラティーバッグ CTA

「自分が最初のお客さん」という思いから始めたオーガニック栽培

『モリンガのチカラ ティーバッグ』の生産加工を担うモリンガ農家の河野さんは、

—— 河野さん

「絶対体にいいもの作りたい!って思ってたんで、僕はもう意地でも、とやり続けました。」

と当時のことを話します。
そうした熱のこもった想いが、農業を始めるときの出発点でした。

サンサンと太陽を浴びるモリンガ

河野さんの絶対に譲らないこだわりは、オーガニックであること。

そのため、モリンガを育てる畑では農薬や除草剤を使用していません。
虫がついたり、葉が思うように育たなかったりする時期もありますが、「安心して口にできる作物を作りたい」という想いから、この選択を続けています。

虫がつくこともあるモリンガの葉
農薬を使用していないので虫がつくこともあります。こうして食われてしまった葉は収穫ではじかれ、商品化されません。

肥料についても、中身の分かるものしか使っていません。
化学肥料ではなく、植物性の資材や微生物由来の液肥など、どういう原料なのかがはっきりしているものだけを選んでいます。

さらに、市販されている動物性たい肥も使用していません。これは、たい肥自体がよくないというわけではありません。
市販のたい肥は、原料となる家畜の飼育環境や飼料など、背景のすべてを細かく追いきれないことが多いからです。

沖縄県中部の提携農家さんのモリンガ畑
沖縄県中部にある提携農家さんのモリンガ畑。現在は10件の農家さんがオーガニック栽培に賛同して提携しており、農薬や化学肥料、動物性たい肥を使用していません。

自分が確かだと思えるものだけを選び、河野さんは農業を続けてきました。

一見すると厳しさにも見えるこの選択について、河野さんはこう話します。

—— 河野さん

「やっぱり、オーガニックって社会のいろんな考え方の一つだと思うんです。これ以外を否定したいんじゃないんです。オーガニックって、やっぱり難しいですから……。本当に難しいので、僕も日々勉強なんです。」

沖縄へ移住したモリンガ農家の河野さん
河野さんは沖縄出身でなく、13年前に沖縄へ移住した移住者。「よそ者の自分だからこそ沖縄の人から信頼を得て共に仕事をすることを何よりも大切にしたい」と語ります。

自分が最初のお客さんだという目線で農業に向き合い続ける姿勢。
その難しさを具体的に語ってくれたのが、次の土づくりの話でした。

森の循環をお手本にする、モリンガの土づくり

河野さんの畑の土は、足元がふんわりと沈むようなやわらかさがあります。

モリンガ畑の土のようす
モリンガ畑のやわらかい土壌

このやわらかさについて、

—— 河野さん

「微生物が働いてくれているおかげなんです。」

と話していました。

化学肥料を使わない有機JAS認証の栽培では、強い肥料を足すことはできません。
その代わりに、落ち葉や草がゆっくり分解され、微生物が栄養へと変えていく流れを生かしていきます。

モリンガの花
モリンガも花が咲きます
—— 河野さん

「要は森に近づいていくのがオーガニックの考え方なんです。」

森では、落ちた葉が次の植物を育てる土台になります。
その循環のイメージを、畑の土づくりにも重ねているのだそうです。

沖縄本島中部の畑ではよく育っていたモリンガ。
いざ自分の畑を北部に移して栽培を始めると、粘土質の土に根を張ってくれませんでした。

「自然相手ですから思い通りにいかないことの方が多いんですよ」と河野さんは笑います。

沖縄県北部のモリンガ畑
沖縄県北部のモリンガ畑。土壌の性質が違うので、手入れの仕方も大きく違うそう。

中部には中部の、北部には北部の土の特徴があり、向き合い方も変わってきます。

有機JAS認証というオーガニック製品のルールの中で、それぞれの土地の条件に合わせて整えていくこと。
その日々の積み重ねが、『モリンガのチカラ ティーバッグ』を支える見えない土台になっています。

『モリンガのチカラ ティーバッグ』に付いている有機JAS認証マーク
『モリンガのチカラ ティーバッグ』に付いている有機JAS認証マーク

ミニコラム:有機JAS認証というオーガニック製品のルール

有機JAS認証は、日本で「オーガニック」と名乗る食品のために定められたルールです。
農薬や化学肥料の使い方に細かな決まりがあり、一定の期間その基準を守ってきた畑だけが、認証マークをつけることができます。
毎年、第三者機関によるチェックが入り、「きちんとルールを守れているか」が確認されます。
有機JASのマークは、「どの畑でも同じ基準で確認されている」という、ひとつの安心材料といえるかもしれません。

モリンガのチカラティーバッグ CTA

『モリンガのチカラ』を淹れてみると、こんなお茶です

では、実際に『モリンガのチカラ ティーバッグ』でお茶を淹れてみましょう。

淹れ方はティーバッグ1袋で500ml〜1L。
300ccの急須ですと2~3回は抽出可能です。

ティーバッグにお湯をそそいでいるようす

お湯をそそいで、2~3分待つとほうじ茶のようで、黄色味が映えた色合いになります。
湯気から立ち上る香りからは、摘んできた青葉のような印象です。

お湯を注ぐモリンガティー

味わってみると、健康茶にあまりなじみのない方は、少しクセがある・漢方のようだと感じることもあるようです。
お茶が好きな方の中には、「思ったよりすっきりしていて飲みやすい」と話す方もいます。
お茶と言ってもカフェインは入っていないので、時間を気にせずお飲みいただけます。

さて、ティーバッグの中身は、細かく砕いたモリンガの葉がそのまま入っています。

モリンガティーの茶葉のようす
ティーバッグをハサミで切って中の茶葉を取り出すとこんな様子です。

香料や甘味料などを加えず、モリンガの葉だけでつくられたシンプルなお茶です。
原材料がシンプルなものを選びたい方には、うれしいポイントかもしれません。

すべてをムダにしない裏技として、出がらしのモリンガのお茶っ葉をご飯と一緒に炊くことも出来ます。

モリンガの出がらしで炊いたご飯
モリンガの出がらしで炊いたご飯。今回は土鍋で炊きました。

葉っぱすべてをいただくことが出来るので、その分、栄養成分も体に取り入れることが出来るのでオススメです。

モリンガの出がらしで炊いたご飯

炊く前はもっとモリンガの香りがご飯につくのかと想像していたのですが、意外とほんのりと香りがつく程度。
もしも、香りが気になる方はご飯を炊く前にオリーブオイルやごま油を数的垂らしたり、塩をほんの少しふりかけるのもオススメです。
少しの手間ですが、今晩の白ご飯を少し変わり種にする際にはぜひ、試してみてください。

『モリンガのチカラ ティーバッグ』パッケージ裏面
パッケージ裏面には原材料や淹れ方などを記載しています

― 注意 ―

モリンガは栄養価の高い植物です。妊娠中・授乳中で食事内容に医師の指示がある方や、
気になる点がある方は、召し上がる前に医師や専門家にご相談いただくと安心です。

とくに、カリウムなどの摂取量に注意が必要な方は、
ご自身の体調に合わせてお選びください。

ここまでお茶としてのようすや飲み方をご紹介してきました。

ここからは、少しだけ視点を広げて、日々の買い物が畑での取り組みとどう関わっているのかを見ていきます。

日々の買い物には、世の中を少しずつ動かす力がある。
河野さんは、そう考えています。

『モリンガのチカラ ティーバッグ』を選ぶことが、オーガニックの取り組みを支える

オーガニックに強いこだわりがあるわけではなくても、「できれば安心できるものが良いな」と思うことはあるかもしれません。
『モリンガのチカラ ティーバッグ』は、そんなときに選べるお茶です。

河野さんの畑では、効率だけを優先せず、自分が安心して飲めると思える育て方を続けています。
河野さんは、インタビューの最後にこんな話をしていました。

—— 河野さん

「買い物って、世の中をちょっとずつ動かす力があるんです。
モリンガを選んでもらえたら、事業を広げるきっかけにもなるし、オーガニックの存在を知ってもらうことにもつながる。
そうすると『じゃあ、うちもやってみようか』という農家さんが出てくるんですよ。」

モリンガ畑と河野さん
雨が降らない日が続いていたのですが、この取材の後、恵みの雨が。河野さんは「嬉しいですね。」と仰っていました。

日々の買い物の中で、いつものお茶や食べ物の選択肢に、「こういう育て方のものを、ときどき選んでみる」くらいの関わり方でもよいと思います。
無理をしない範囲で選ばれた小さなひとつひとつの買い物でも、それが届ける側にとっては、取り組みを続けていく力になります。

『モリンガのチカラ ティーバッグ』正面パッケージ

自分の生活のできる範囲で「こういう取り組みが広がるといいな」と感じる気持ちで買い物をしてみる。
『モリンガのチカラ ティーバッグ』も、そうした選び方のひとつとして検討していただければ嬉しいです。


『モリンガのチカラ ティーバッグ』商品仕様

『モリンガのチカラ ティーバッグ』商品仕様
基本情報を一覧でご確認いただけます
内容量 3g × 15袋入
原材料名 有機モリンガ(沖縄県産)
保存方法 直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所に保管してください。
賞味期限 商品パッケージ外部に記載
価格 1,980円(税込)
モリンガのチカラティーバッグ CTA
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