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- 沖縄の昔ばなし【カラスとコハル】
2026.09.14
沖縄の昔ばなし【カラスとコハル】

はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗です。
沖縄には、昔から人々の暮らしの中で語り継がれてきた、
さまざまな昔話や言い伝えがあります。
今回はその中から、「カラスとコハルのおはなし」をご紹介します。
どうぞ、ゆっくりお楽しみください。
むかし、カラスは赤く、コハル(アカショウビン)は黒い色をしていました。
コハルはいつも、
カラスのきれいな赤い色に憧れていました。
「自分も、あんな赤い色になれたらいいのに。」
ある日、コハルはカラスを水浴びに誘いました。
二羽は着物を脱ぎ、
水の中へ入っていきました。
けれど、コハルの目当ては、
カラスが着ていた赤い着物でした。
「ちょっと用事を思い出したから、
先に出ようね。」
そう言うとコハルは、
カラスの赤い着物を着て、
そのまま飛んでいってしまいました。
カラスが水浴びを終えて戻ってくると、
そこには黒い着物しか残っていませんでした。
赤い着物は、
すでにコハルが持っていってしまったのです。
仕方なくカラスは、
残された黒い着物を着ることにしました。
それから、カラスは黒くなり、
コハルは赤くなったと言われています。
カラスはコハルを見るたびに怒って追い回すようになり、
コハルは身を守るため、
木や草の陰に隠れて暮らすようになったそうです。
カラスとコハルの色のひみつ
このお話では、もともと赤かったカラスと黒かったコハルが、
水浴びのときに着物を取り替えることになったため、
今のような色になったと語られています。
また、コハルが木や草の陰に隠れているのは、
今でもカラスに追われているからだとも言われています。
沖縄で昔から語り継がれてきた物語。
お話を通して、沖縄の文化や暮らしを
少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。
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